クロマハープの為の適切な譜面はありません。楽器自体の性格が、ただ短音でメロディーを弾くのではなく和音を伴ってメロディーがその中から出てくるようなものだからです。適当なコードを押さえて弾けば、それだけでメロディーがあるように聞こえるものです。この楽器は感覚的に弾けてしまうのもかもしれません。

《簡単なメロディー奏法》

初めのうちは譜面の上にコードとメロディー弦の場所を数字で示します。数字は低い弦の1から順に36まであります。楽器の構造からそれほど正確さを必要としません。フェルトがメロディー弦の両側5~6弦を押さえて消音しているのでメロディー弦とその他の弦を一緒に弾いても実際に聞こえてくる音は正しい音なのです。そのためメロディー弦が数字で表されていても、大体その辺りを弾いてみれば正しい音が出ます。