クロマハープは非常に奏法のやさしい楽器です。楽譜に示されたコードを押して弦を弾けば自動的に和音がでてきます。歌の伴奏として弾く場合、ほかの弦楽器に比べて容易に、しかも短時間である程度マスターする事が出来るでしょう。 《用語の説明》コード:和音の事 コード名:C、Dm、G7、Amなどコードバー:コードを示したクロマハープの部分の名称(左手で押さえるバー)ストローク:弦をこするように弾くことアップストローク:低音から高音へ弾くことダウンストローク:高音から低音へ弾くこと 《リズム》どのような曲の伴奏にも決まった方法はありません。新しい曲を弾く場合に伴奏のリズムが示されていないときは、いかにその曲に適した良い伴奏を考えるかが大切です。 《左手》右手のリズムとストロークさえ、しっかりしていれば左手のコードボタンを押さえる事に意識が集中できます。ひとつの曲に必要なコードボタンを覚えて、あらかじめ左手の指の担当を決めておくと、スムーズなコードチェンジが出来るようになります。